今回も、マーチングフラッグ、with UNPIATTOでも登場しました、お馴染みのタフタです。
得意中の得意な織物です。タフタは平織りの一種で、光沢と張り感が特徴的です。
エンボス加工をしたアレンジタフタです↓
タテ糸とヨコ糸の色が違うため、見る角度で色が変化するシャンブレー効果も出ています。
唐草柄のカーブがぽこっと浮き上がっていて、ジャガードの様な迫力があります。
このプックリ感は、エンボスにしかできない表面変化なので、無地の生地に可能性が広がります☆
先染めで、高密度で、シャンブレー効果もあって、
エンボスまで。。。どこまで高級なのでしょうか。
生地値が、高い高いと言われますが、色々てんこ盛りなので。
極めつけは、糸を染める際に使われているのは、
富士山の湧き水!!!!
糸を洗うのだって、ミネラルウォーター。
贅沢な織物です。
エンボス加工について
型押し加工のこと。織物などに模様を彫刻した金属ローラーで加熱しながら凹凸のある模様を付ける加工。大きな花柄から、シア・サッカーや縮緬のような細かなシボなどさまざま。合成繊維は熱可塑性があるので凹凸模様が保たれるが、熱可塑性のない綿やレーヨンなどセルロース系繊維は合成樹脂を付着させ凹凸模様を固定させる。
成田典子 著
テキスタイル用語辞典より
先月山梨で行われた、
*「ヤマナシ・ハタオリ・トラベル 夏の産地見学バスツアー」に参加されたTextile Treeの成田典子さんと、機会があって富士吉田でお会いすることができました。
成田さんが出版されたテキスタイル用語辞典には、テキスタイルの素材写真(900点近く)と、素材の説明や柄の説明、加工のことまでびっっしり載っています。とにかく分かりやすく、勉強になります。(勉強中)
甲斐絹のことも詳しく掲載されております。
業界問わず、とてもおもしろい本なのでまだ見ていない方はぜひ♪
*バスツアーについて↓去年の様子です。
http://shikenjyo.blogspot.jp/2011/11/blog-post_30.html